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スキー・スノーボードのケガ
前腕のケガの原因・予防方法

スキー・スノーボードでの転倒や衝突によるケガはよくあることですが、その中でも前腕のケガはスノーボードで多く発生しています。
今回はスノーボードで多い前腕のケガについて原因や予防方法、実際の治療についてまとめました。
※前腕とは
肘と手首の間の部分を指し、尺骨と橈骨という骨で構成されている部分のことを言います。

前腕のケガが発生する原因

前腕のケガが発生する原因

スノーボードで多い前腕のケガは転倒時に手を雪面につくことで発生します。これは手首のケガでも多い受傷場面ですが、前腕の場合は衝撃が強いとその歪みにより前腕のケガに繋がりやすいです。

前腕のケガの種類

前腕のケガはぶつけることによる打撲(うちみ)か、転倒時の衝撃によって骨折する場合があります。

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打撲(うちみ)

打撲は前腕を何かにぶつけたことで生じるケガで、人や木やスティックなどにぶつかった場合に起こります。症状は腫れや痛みが生じ、手首や手指を使う動作で痛みが出る動作時痛も生じることがあります。多くの場合は2~3日程度で徐々に痛みが引く場合が多いです。

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骨折

前腕の代表的な骨折には、コーレス骨折という種類の骨折があります。このコーレス骨折は橈骨という骨の手首に近い位置の骨折を示します。それ以外にスミス骨折、バートン骨折という骨折があります。
骨折には、骨の位置を修正する対応後(整復後)安定して治癒に向かう安定型と、対応後(整復後)も簡単に骨がずれてしまう(転位してしまう)不安定型に分類されます。
症状としては明らかな腫れ、変形、疼痛が特徴的で、レントゲン検査で骨折の部分のズレの状況を把握します。また骨のかけら(骨片)の転位や骨折線の走行を把握するためにCT検査が有効です。

前腕骨折の種類

骨折の種類

概要

骨折の分類

コーレス骨折

前腕の代表的な骨折で、橈骨(骨の手首に近い位置)の骨折で手首側の骨片が手の甲の方向にずれているものをいう

安定型
不安定型

スミス骨折

橈骨(骨の手首に近い位置)の骨折で手のひら側にずれているものをいう

安定型
不安定型

バートン骨折

手関節の中の脱臼骨折。手の甲側の部分が骨折してズレると「背側バートン骨折」、手のひら側の部分が骨折してズレると「掌側バートン骨折」とよばれる。

安定型
不安定型

日常生活で困ること

打撲の場合は手を動かす動作で痛みが生じるものの、何か動作ができないといったケースは少ないでしょう。
骨折の場合は固定して全く使用できない状態となるため、日常生活のどんな動作に置いても大きな支障をきたします。

治療

正常な位置(解剖学的整復位)に近い形での骨癒合が目標となります。
コーレス骨折のような骨折の安定型では保存療法の適応となりますが、その他症例や不安定型では、手術をして骨折部を固定する方法が適応となります。
リハビリテーションでは炎症症状や骨の治癒の進行状況に合わせて、関節の可動域に対してアプローチを開始します。徐々に握力向上や腕で身体を支える機能の回復を目指してリハビリテーションを行なっていきます。

日常生活が
普通に送れるようになるまでの期間

打撲であれば、2日~1週間程度で痛みが引いてくるケースが多いです。
骨折の場合は骨折の状態にもよりますが、保存療法で、だいたい4~6週間のギプス固定の後、リハビリテーションを行い、手首が正常に動くようにしていきます。手術療法では、手術後に状態に合わせて手首を少しずつ動かしていくリハビリテーションを行います。

前腕のケガの予防方法

スノーボードを始めたばかりの初心者に最も多いであろう腕のケガ。両足を固定されコントロールの効かない足元となるため、転倒時に手が出てしまうのは極めて自然なことです。しかし前述したように、これが原因で橈骨、尺骨の骨折など前腕の大きなケガにつながる場合がとても多いのです。私の経験上、このパターンでケガをしている初心者は非常に多いように感じます。

では、どのようにしたら初心者は前腕のケガを防げるのでしょうか。
単純に考えれば、転ぶ時の位置エネルギーを小さくすれば衝撃も小さくなります。すなわち手を付いてしまう転倒で最も悪いパターンは、棒立ちの状態で足を伸ばしたまま倒れてしまうことです。
高い位置からそのまま倒れることになるので、手を付けばその一点に衝撃が集中してしまいます。そうならないために、転ぶ!と察知したら膝を曲げることがとても重要になってきます。
そうすればより低い位置からの転倒となり、位置エネルギーを小さくでき、自然と受け身を取る形になります。後ろに転ぶパターンでも前に転ぶパターンでも同じことが言えます。

  • まとめ
  • 前腕のケガはスノーボードの転倒時に多いケガである
  • 打撲と骨折が主なケガである
  • 治療法は保存療法と手術があり、日常生活に支障をきたす
  • 前腕骨折予防には、棒立ちの状態で足を伸ばしたまま倒れてしまわず、転ぶ!と察知したら膝を曲げて衝撃の少ない方法で転ぶ準備をすることが重要


監修・執筆者のご紹介

名前 :庄司竜太郎(しょうじ りゅうたろう)
保有資格 : 日本体育協会公認アスレティックトレーナー
経歴 :
男子アイスホッケーU20U18日本代表アスレティックトレーナーとして活動した経歴を持ち、現在は某高校サッカー部のヘッドアスレティックトレーナーとして活動している。
またスポーツ整形外科にて勤務し、様々なスポーツ選手のリハビリテーションを行なう。




監修・執筆者のご紹介

iidanatuki

名前 :飯田夏来(いいだ なつき)
身長 : 162cm
種目 : SS(スロープスタイル)
スタンス : レギュラー
ボード長 :146cm
スタンス幅 : 47cm
アングル : 左12度、右−9度
ホームゲレンデ:星野リゾートアルツ磐梯・猫魔スキー場
メッセ-ジ:
スノーボードで大事なのは、とにかく「楽しむ」ことです。ケガをしない方が楽しめるのは間違いありません。
そのために知っておいて損はない!ということを、私の経験からわかりやすくお伝えします。




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合同会社東京六大陸
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-8-9 鎌工会館303


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