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スキー・スノーボードのケガ
肩のケガの原因・予防方法

スキー・スノーボードでの転倒や衝突によるケガはよくあることですが、その中でも肩のケガはスキー・スノーボードどちらでも多く発生しています。
スキー部位別障害発生率3位(12.9%)スノーボード部位別傷害発生率2位(17.1%)今回はスキー・スノーボードで多い肩のケガについて原因や予防方法、実際の治療についてまとめました。

肩の関節について知ろう

肩のケガが発生する原因 肩のケガが発生する原因

肩と言っても、関節がいくつもあります。ケガのことをご紹介する前に肩の構造について紹介します。

1.肩関節(かたかんせつ)
肩関節とは、肩甲上腕関節とも呼び、腕の骨である上腕骨と背中にある骨である肩甲骨を連結する関節である。

2.肩鎖関節(けんさかんせつ)
肩鎖関節とは、背中にある骨である肩甲骨と鎖骨を連結する関節である。

※胸鎖関節(きょうさかんせつ)
胸鎖関節とは、胸の骨(胸骨)と鎖骨を連結する関節である。
(ケガについて記載はありません)

※肩甲胸郭関節(けんこうきょうかくかんせつ)
肩甲胸郭関節とは、背中にある骨である肩甲骨と肋骨(胸郭)をつなぐ関節である。
(ケガについて記載はありません)


肩のケガが発生する原因

スキーやスノーボードで多い肩のケガは転倒時に肩や肘・腕から雪面に着くことで発生します。転倒時に肩から雪面に着いてしまうことでケガをすることはもちろんですが、転倒時に肘や腕を雪面についた際に衝撃が肩に集中してしまい靭帯損傷や脱臼・骨折などが生じて痛みを発生させます。

肩のケガの種類

肩のケガには、靭帯損傷、脱臼、骨折があります。

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靭帯損傷

靭帯損傷とは鎖骨と腕の骨(肩甲骨)を繋ぐ靭帯が転倒して肩や腕を雪面についた衝撃で過度に伸ばされておこるケガです。
よく「肩関節捻挫」「肩鎖関節捻挫」といわれることがあります。
スキーやスノーボードでの転倒時に肩や腕をついてしまい、その後肩を動かすと肩と腕のくぼんでいる部分痛い場合はこのケガの可能性があります。
ケガをすると炎症症状という症状が発生し、腫れたり、痛みが出たり、動かして痛んだりします。炎症症状が落ち着くまでは3日程度かかるためケガから3日ほどは痛みが続きます。
痛みは生活の場面の多くで見られます。物を取る、手をあげる、洋服の脱ぎ着、頭を洗う時などに痛みが生じることが多いです。
痛みが強い場合は整形外科で腕を三角巾で固定して完全に動かないようにすることもあります。

\ 2 /

脱臼

スキー・スノーボードでの転倒時に雪面に肩や腕をつき、関節と関節がずれてしまうことを脱臼と呼びます。脱臼には完全にずれてしまう完全脱臼と少しずれて元に戻る不完全脱臼があります。
肩関節脱臼は転倒時に体の後方に腕をついて起こる場合や、雪面に腕をついた際に後方に持っていかれる際に発生しやすいです。繰り返し脱臼している場合は、軽微な外力でも脱臼するようになり、ちょっとしたスポーツ動作で不安感を訴えるようになり、ひどい場合は日常生活や就寝時の寝返りでも外れてしまうことがあります。
また脱臼は肩のくぼんでいる部分(肩鎖関節)でも起こることがあります。
鎖骨と肩甲骨を支える靭帯が完全に切れてしまうと、鎖骨が浮き上がり、肩鎖関節脱臼になります。

\ 3 /

骨折

スキーやスノーボードで転倒時に肩を雪面についた際や、腕や肘を雪面についた際に衝撃が鎖骨に集中してしまい骨折してしまうことがあります。
小児や若年者に多く見られるケガで、骨の発達が未熟であることが原因とされています。鎖骨骨折は転位が見られることも多く、その場合は手術が必要となります。
(転位とは骨折部分が曲がってしまったこと、ずれてしまったことを言います。)

日常生活で困ること

肩をケガしてしまうと、腕を動かすたびに痛みが生じます。
物を持つ、手をあげる、洋服の脱ぎ着など日常生活に支障をきたします。
ひどい場合は咳やあくびといった行為でも痛みが生じることもあります。

肩のケガの治療

肩のケガはそれぞれのケガによって治療方法は異なる。
靭帯損傷の場合ではケガに程度が軽い場合は保存療法とリハビリテーションにて完治を目指します。しかしケガの程度が重い場合は手術を行う場合もあります。またケガの程度が軽くても3ヶ月以上完治しない場合も手術が適応となる場合があります。
脱臼では1回目の脱臼の場合は保存療法を選択する場合が多いです。(この場合も4〜6週間の固定期間が設けられます)脱臼を繰り返す場合やコンタクトスポーツなどでパフォーマンス低下が考えられる場合は手術を行わなければ完治は見込めません。
骨折では骨折部分に転位が見られる場合や固定しても骨の治癒が見込めない場合などで手術が適応となります。
肩のケガはその場で治療の判断ができないことが多く、専門医にかかり、経過を見て完治を目指すことになります。

日常生活で困ること

日常生活が
普通に送れるようになるまでの期間

手術を必要とする場合では3〜6ヶ月でスポーツに復帰できます。日常生活が普通に送れるようになるまで1〜2ヶ月かかります。
また手術を必要としない場合はケガの程度によって大きく異なりますが、3日〜1ヶ月程度で日常生活が送れるようになります。
肩のケガはリハビリテーションを必要とし、肩をもと通りに動かせるようにしておく必要があります。リハビリテーションを行わない場合は肩が上がらない、腕が回らないなどの症状が残ることがあります

肩のケガの予防方法

スキー・スノーボードの転倒時に多い肩のケガの予防するために必要なのは、正しい転び方をマスターすることです。転び方の上手い、下手でケガの程度も大きく違ってきます。
一般的にスキー・スノーボード中の転倒では、雪面に肩や腕をついてしまうことがあります。
肩をケガしないためには、コントロールできるスピードで滑走すること、転倒時に肩や腕を雪面につかないことが重要なのです。
具体的には、後ろに倒れそうな場合は、後頭部を強打しないようにあごを引き着雪するタイミングでボードをあげて転ぶようにしましょう。また、前に倒れる時は、前に滑り込むようにボードを上に向け転ぶことが重要です。

急に事故になった場合、このように上手に転ぶことは難しいでしょう。普段から転ぶ練習を行うことで万が一に備えましょう。

肩の怪我を予防するためには、転倒の仕方が大きく関わってきます。また滑走スピードによっても起こりうる怪我の程度が変わってきます。一般的に初心者はゆっくりなスピードで滑っていることが多いため、大きな怪我には繋がりにくいです。しかし、たとえ止まっている時やゆっくり滑っている時でも、直立から倒れて手が先に出た場合には雪面で生じる衝撃をほとんど腕や肩が吸収してしまいます。転ぶ瞬間に膝を曲げたり、背中を丸める動作を取れれば衝撃はかなりやわらぎます。スノーボードでは、逆エッジで転ぶ場合には転倒を予期できないことが多いので特に気をつけたいところです。 さらに気をつけたいのが速いスピードで滑っている時です。その時に手が先に出てしまうと、ゆっくり滑っている時より大きな衝撃が腕や肩に集まってしまいます。また予期せず転んで肩から雪面に衝突することも十分考えられます。その他スノーパークでの滑走では、キッカーやハーフパイプなど空中でバランスを崩して転倒する場合、手を着く以外に肩から雪面にぶつかるというパターンも多くなるので注意が必要です。転び方も重要ですが、滑走前に十分に準備体操を行うなど、咄嗟に体がよく反応してくれるように準備しておくことが大切です。

  • まとめ
  • 肩のケガはスキー・スノーボードの転倒時に起こるケガ
  • 肩のケガは靭帯損傷、脱臼、骨折の3種類
  • 受傷した場合は無理に動かさず、専門医に診てもらう
  • 完治までには軽症で3日〜ですが、手術が必要な重症の場合3ヶ月〜6ヶ月かかることもある。
  • 万が一転んだ時、体がよく反応するように準備運動をしっかり行なっておくと予防やケガの軽減につながる。
  • 転び方をマスターすると予防やケガの軽減につながる。


監修・執筆者のご紹介

名前 :庄司竜太郎(しょうじ りゅうたろう)
保有資格 : 日本体育協会公認アスレティックトレーナー
経歴 :
男子アイスホッケーU20U18日本代表アスレティックトレーナーとして活動した経歴を持ち、現在は某高校サッカー部のヘッドアスレティックトレーナーとして活動している。
またスポーツ整形外科にて勤務し、様々なスポーツ選手のリハビリテーションを行なう。




監修・執筆者のご紹介

iidanatuki

名前 :飯田夏来(いいだ なつき)
身長 : 162cm
種目 : SS(スロープスタイル)
スタンス : レギュラー
ボード長 :146cm
スタンス幅 : 47cm
アングル : 左12度、右−9度
ホームゲレンデ:星野リゾートアルツ磐梯・猫魔スキー場
メッセ-ジ:
スノーボードで大事なのは、とにかく「楽しむ」ことです。ケガをしない方が楽しめるのは間違いありません。
そのために知っておいて損はない!ということを、私の経験からわかりやすくお伝えします。




スキー・スノーボード向け保険募集代理店

合同会社東京六大陸
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-8-9 鎌工会館303


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当社はau損保の代理店であり当サイト上で保険契約の締結の媒介を行います。
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記載している保険料および補償内容等は2017年10月1日現在のものです。

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掲載しているスキー・スノーボード向け保険の説明は概要を紹介したものです。ご契約の際には必ず引受保険会社の各保険会社ホームページ、重要事項のご説明(重要事項説明書)およびご契約のしおり(普通保険約款・特約集)、「注意喚起情報」、「パンフレット」を ご確認の上、お申込みください。

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